燻銀 <Ibushi-Gin>
分厚い錆に覆われて真っ赤に朽ちた線路を留める枕木釘
真夏の灼熱、風雨にさらされ、凍てつく真冬を何度耐えて忍んできたのか
質実剛健、与えられた仕事を淡々とこなす
叩かれて、形が歪んでも熱い心は歪まない。変わらない。
分厚い錆の奥を見てみたい。でも怖い。
恐る恐る錆を剥いでゆく。一枚ずつそーっと。
見たこともない色。美しい色。何も無かったかの如く、その色は『燻銀』
そんな奴になってほしいものだ。
真夏の灼熱、風雨にさらされ、凍てつく真冬を何度耐えて忍んできたのか
質実剛健、与えられた仕事を淡々とこなす
叩かれて、形が歪んでも熱い心は歪まない。変わらない。
分厚い錆の奥を見てみたい。でも怖い。
恐る恐る錆を剥いでゆく。一枚ずつそーっと。
見たこともない色。美しい色。何も無かったかの如く、その色は『燻銀』
そんな奴になってほしいものだ。
by Madrenaline
| 2009-05-15 22:07